ドラムの楽譜を見ながら叩けなくてもいいですよ
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楽譜の読み方について
ピアノやギターと違ってドラムには音階が存在しませんが、五線譜上で高いパートは上の方に書き、低いパートは下の方に書きます。ドラムを演奏するにあたって楽譜を見ながら演奏できるようになる必要はありませんが、練習するにあたっては読めるようになっておいた方が効率的に練習が進んでいきます。当ドラム教室のレッスンではプリントを配布しますので、このページで少しでも触れていくと抵抗なくレッスンを受けやすくなります。
これだけは覚えておこう
①五線譜
楽譜を書くときに使われる5本の線です。
②1小節(4分の4拍子)
よくドラマーが曲を始めるとき「ワン・ツー・スリー・フォー」と掛け声をかけるアレです。楽譜の先頭に「4」が二つ、上下に表記されているのが分かると思います。
③4分音符
1小節を4分割したうちの1つを指します。
④8分音符
1小節を8分割したうちの1つを指します。
⑤16分音符
1小節を16分割したうちの1つを指します。
⑥3連符
1小節を12分割したうちの1つを指します。
シンバルの表記について
ドラム類以外(シンバルなど)の表記は「記号」で表されます。ここでは下記の3種類のシンバルの4分音符を4つずつ載せています。
①クラッシュシンバル
五線譜の一番上の線よりも更に一段上に「バツ」で表されます。
②ライドシンバル
五線譜の一番上の線の上に「バツ」で表されます。
③ハイハットシンバル
クラッシュシンバルとライドシンバルの間に「バツ」で表されます。
ドラムの表記について
ドラム類の表記は「黒丸」で表されます。ここでは下記の5種類のドラムの4分音符を4つずつ載せています。
①スネア
五線譜の上から2つ目の空白に「黒丸」で表されます。
②ハイタム
五線譜の上から1つ目の空白に「黒丸」で表されます。
③ロータム
スネアとハイタムの間に「黒丸」で表されます。
④フロアタム
五線譜の下から2つ目の空白に「黒丸」で表されます。
⑤バスドラム
五線譜の下から1つ目の空白に「黒丸」で表されます。
(注)いろいろな名称の音符がありますが、頭で暗記する必要はありません。実際に叩いてみて音と一緒に覚えてしまうことが近道です。
実際にドラムセットが用いられる音楽ジャンルはどのような種類があるのでしょうか。興味のある方はドラムセットが用いられているジャンルについてをお読みください。