ドラム初心者がつい無視してまうハイハットオープンサウンド
8ビート9(ハイハットオープン①)
ついに左足を動かす時がきました。ここでは左足を動かしてハイハットを開いたり、閉じたりしてコントロールできるように練習します。
ステップ①
1・3拍目裏でハイハットを開きます。楽譜上のハイハットの上にある「○」はハイハットを開き、叩くということです。ハイハットの開き方は左足のつま先を少しだけ上げます。かかとはペダルに置いたままです。そしてハイハットを開く高さはほんの少しです。「ジャー」というハイハットの上のシンバルと下のシンバルがぶつかりあって出ている音になるようにしてください。この音をシズルサウンドと言います。つま先を持ち上げ過ぎると、右手で叩いた時に上のシンバルの音しか鳴りません。ハイハットオープンした後は次の8分音符で閉じます。
ステップ②
上記同様、2・4拍目裏でハイハットを開きます。
ステップ③
通常の8ビートで使用する右手と左手のパターンの1拍目裏にハイハットオープンを入れます。
ステップ④
通常の8ビートで使用する右手と左手のパターンの2拍目裏にハイハットオープンを入れます。
練習課題①
1拍目裏にハイハットオープンです。2拍目のスネアを叩くと同時にハイハットを閉じてください。
練習課題②
2拍目裏にハイハットオープンです。3拍目のバスドラムを叩くと同時にハイハットを閉じてください。
練習課題③
3拍目裏にハイハットオープンです。4拍目のスネアを叩くと同時にハイハットを閉じてください。
練習課題④
4拍目裏にハイハットオープンです。繰り返す時の1拍目のバスドラムを叩くと同時にハイハットを閉じてください。
まとめ
ハイハットオープン時の左足の動きはかかとをペダルに置いたまま、つま先を浮かせるほんの少しの動きです。しかしバスドラムは今まで通りかかとを上げ、足全体で叩くので、右足が持ち上がると左足もつられて大きい動きになりやすいです。時間をかけて練習してください。
ハイハットオープンは開く時と閉じる時を意識する
ここではハイハットオープンのみにしぼって練習してきましたが、次はハイハットオープン時にバスドラムも同時に叩く練習に進んでいきます。8ビート10にお進みください。