16ビートと聞いて連想する1番有名なリズム
16ビート2(ハイハットを追加して16ビート)
16ビート1では8ビートのリズムに16分音符のスネアを追加して16ビートを表現する練習をしました。ここでは16ビート第2弾ということで、16分音符のハイハットを追加して16ビートを表現します。まずは予備練習からです。
ステップ①
16分音符のシングルストロークでハイハットを叩きます。手順はRLRLR〜です。まずはハイハットでシングルストロークをできるようにするためにメトロノームで16分音符を鳴らし、BPM60くらいから始めましょう。その後、拍の頭にバスドラムを追加しましょう。右手と右足が重なります。ハイハットを叩いている左手はあまり意識することなく自然と右手の間に入って叩いている感覚になるまで練習してください。
ステップ②
今度はハイハットの16分音符の3つ目にバスドラムを移動させましょう。右手と右足が重なります。
ステップ③
これで予備練習は最後になります。1・3拍目の8分音符の表と裏(両方ともハイハットの右手の部分)にバスドラムを追加します。
練習課題①
ここから上記のステップ①〜③で練習したことを実際に使うリズムパターンに変化させていきます。2・4拍の頭の右手をスネアに移動します。バスドラムは4分音符で拍の頭に入れて行きます。ここで注意することは、2・4拍の頭のスネアとバスドラムがズレやすい点です。ピッタリと重なるように、音に意識を向けて練習してください。楽譜で見ると簡単そうに見えますが、実際にやってみると難しいリズムです。
練習課題②
練習課題①と同じく、両手のパターンは2・4拍の頭はスネアに移動させています。バスドラムは1拍目の頭、3拍目の8分音符の表と裏になります。
練習課題③
このリズムは練習課題②の3・4拍目の繰り返しのリズムです。
練習課題④
1拍目の頭、2・3拍目の8分音符の裏にバスドラムを叩きます。
練習課題⑤
練習課題④のリズムに1拍目の8分音符の裏にバスドラムを追加します。
まとめ
上記リズムパターンでまず必要な技術はシングルストロークがきれいに叩けることです。シングルストロークにズレが生じる場合は、メトロノームに合わせてシングルストロークの練習から始めてください。シングルストロークはドラムのスティックコントロールで最も基本的な技術です。簡単そうに見えますが、しっかりと練習してください。
ハイハットで16ビートを表現するリズムはシングルストロークが基本
この後はバスドラムで16ビートを表現するリズムです。16ビート3に進んで行きます。